こんにちはいよいよカラーの勉強をしていくのですが、まずは【色】について知りましょう!
色彩学はカラー剤を作る上でちゃんと理解しておかないとだね
カラー剤調合においての色彩学でのポイント
- 【混色の理論】を理解すること
- 【色味の持つ特徴】を理解すること
- 【補色の関係】を理解すること
色をコントロールできるようになれば カウンセリング時のよりよい提案・トラブル対応ができるようになります 色を自在に操れる【カラーリスト】になれるよう色彩学の基礎を学びましょう!
1.【混色の理論】光と色の三原色
まずは、【光と色の三原色】について学びましょう!
【原色】とは【すべての色の元になる色】のことを言うんだよね
そうなんです。そして色を構成するには、常に【三つの色】が必要なんです
「光の混色」と「色の混色」と言う理論があって
三原色の【色】に違いがあるんだよね
簡単に言うと【映像とか光を当てたりした時の色】と【絵具とかで物理的に混ぜた時の色】みたいなイメージですね下の図を見てみてください
光の混合では、3色の光を当てると最終的に【白】になっていて
色の混合では【黒】になっとるな
光のようにまぶしいよっしーさんの白と、腹黒いなおっきぃさんって覚えるとわかりやすいかもね
なんでやねん!
基本的にカラー剤だけで考えるなら
→色の三原色
カメラなどでおさめて写真を考えるなら
→光の三原色
の知識が必要になるから覚えておこうね
1.光の三原色と加法混色
さっき説明したように【 赤 青 緑 】 ・光の三原色は混ぜることにより白色の明るい色に変わっていきます
このことを【加法混色】【加法混合】と言います
2.色の三原色と減法混色
【 マゼンタ(赤紫) シアン(青緑) イエロー(黄)】 ・色の三原色は混ぜることにより必ず暗い色になります
このことを【減法混色】【減法混合】と言いますカラー剤は【減法混色】を使った施術ですね
だから、たくさんの色味があるからといって、 薬剤を混ぜすぎるとくすんだ暗い色になるので注意しましょう。
2.【色味の持つ特徴】色の三属性
まずはこの図を見てください
色には【 色相 】【 明度 】【 彩度 】の3つの属性があります!色の持つ特徴ですね
例えば、赤であれば(明るい赤 くすんだ赤 鮮やかな赤)など 同じ赤でも違いがあります
それぞれの属性がどういうことなのかを考えてみましょう
色相
色相とは 赤 青 緑 などの【 色味 】のことを言います
明度
明度とは【 明るさの度合い 】のことを言います
明度が明るくなるにしたがい白くなっていき、最終的には白になります
明度が暗くなるにしたがい黒くなっていき、最終的には黒になります
彩度
彩度とは【 鮮やかさの度合い 】のことを言います
低いほど灰色を帯びてくすんだ感じになります
高くなるにつれて鮮やかになります
3.【補色の関係】
マンセル色相環って聞いたことありますか?
下の図やろ?
マンセル色相環で互いに相手の色を打ち消しあう関係にある色同士 (反対色)を【補色の関係】と言います
互いに相手の色を打ち消しあった時、無彩色になっていきます
基本色は【赤 黄 緑 青 紫】の5色で その中間色を等間隔で並べたものが図の色相環になります。 最大100色相環あります
消したい色と実際に使う色の関係
じゃぁ実際に、消したい色が【赤】の場合何色を使う?
反対色の【青緑】だね
【緑】なら何色?
【赤紫】やな
【青】!
【黄赤】!
【黄色】!!
【青紫】!!
馬鹿!!!
あほ!!!
カラー剤で実際に使う原理になります。補色の関係は覚えておきましょう!
消したい色 | 実際に使う色 |
赤 | 青緑 |
緑 | 赤紫 |
青 | 黄赤 |
黄 | 青紫 |
ということで今回は色彩学のお勉強でした!美容師育成プロジェクトGRIS/グリを今後もよろしくお願い致します!
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